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コロナ下の流通/コロナ後の流通、根本重之氏ら報告12月10日・11日開催

2020年11月04日 13:40 / セミナー

流通経済研究所は12月10日・11日、オンラインセミナー「コロナ下の流通・コロナ後の流通セミナー~主力小売業態の現状と課題~」を開催する。

新型コロナがくすぶり続けるなか、人の動きがかなり活発になり、それに合わせてコロナ特需の波もだいぶ引いたようにも見える。

一方、いつ大きな火の手が上がり、第3波が来ても不思議ではない状況も続いている。そうしたところで、昨年の消費税率引き上げの影響もあって小売各社の既存店売上高増減率などの数字が読みにくくなっている。またかなり保守的に見える通期予想を出す企業もあり、現状、下期、その先が非常に見えにくくなってもいる。

今回のセミナーでは、主力小売業の状況を把握し、それを通じて市場の状況、その変化をよく見たうえで、来年、そしてコロナ後に向けた課題を考える。なお、2日とも同じ内容でセミナーを実施するため、参加者は都合の良い日程を選択できるようにした。

■開催概要
開催日時:12月10日(木)・11日(金)13:15~16:45
報告者:流通経済研究所理事/拓殖大学名誉教授 根本重之
流通経済研究所 主任研究員 後藤亜希子
開催方法:Zoomのウェビナー方式によるリアルタイム配信
参加費:1人につき税別35,000円
参加対象:食品・日用品などの最寄品のメーカー、卸売業、小売業、それら企業をサポートする専門分野の企業のスタッフ
※一部参加できない業種あり

■詳細・申込み
https://www.dei.or.jp/seminar/seminar_201210

■プログラム
1、新型コロナ下での主要小売業態の動向(13:15~14:00)
・主力小売業態の基本的な動向
-SM団体、JCAスーパー、JFAコンビニ、日本生協連など業界統計の動き
-経済産業省「POS小売販売指標」(原データ:インテージSRI)による
直近12月第1週までのスーパー、CVS、DrgS、HCの週次販売額
2015年基準年比の推移
-各業態主力チェーンの既存店売上高前年同月比、前々年同月比の推移
・ECはどうなっているのか
-総務省「家計消費状況調査」による全体および品目別のEC月次消費支出額の推移
流通経済研究所 理事/拓殖大学名誉教授 根本重之

2、主力業態・主力チェーンの動向(14:10~15:40)
このパートでは、CVS、GMS、SM、DrgSのうち、2月期および3月期決算の上場チェーンの中間決算、下期、通期計画値を基礎データとして把握したうえ、主要チェーンの今後に向けた展開を整理し、小売業の競争政策、サプライヤーのチャネル政策への示唆を抽出する。5、6月期決算企業については、第1四半期決算について注目すべき数字、情報が出た場合は、取り上げる。

・各業態に関する報告テーマ
-中間決算、下期、通期予想
-全店、既存店売上高前年および前々年同月比により強さと下期の進捗を見る
-主要チェーンの新たな展開、注目すべき動向から
*現在想定しているキーワード
・コロナ対策、加盟店支援、売場・商品強化、根本的な問題の解決、販管費削減、低価格化・高付加価値化、首都圏食品戦略、DX、アプリ活用、ネットスーパー、グループ企業再編、DrgS・SMの連携など
-各業態の評価と課題
流通経済研究所 理事/拓殖大学名誉教授 根本重之
主任研究員 後藤亜希子

3、今後の経営環境の変化と主要なスケジュール(15:55~16:45)
・新型コロナ感染症の4つのシナリオ
-短期で終息、今後1~2年で終息、3~5年かかる、もっとかかる
・新型コロナ下での課題
-基本的なコロナ対策のレベルアップ
-中長期課題への取り組み
・コロナが終息したあとの市場をどう見ておくべきか
・2021年のスケジュールと課題
流通経済研究所 理事/拓殖大学名誉教授 根本重之

■問い合わせ
流通経済研究所
担当:中田、後藤
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4533

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