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東急/池上駅に「エトモ池上」来春15店オープン

2020年08月07日 15:30 / 店舗

東急は8月7日、池上線・池上駅(東京都大田区)に「エトモ池上」を来春オープンすると発表した。

<池上駅>
池上

池上駅では、駅舎の改良および駅ビルの開発を2017年6月から実施。「エトモ池上」開業に先立ち、2020年7月19日には、生まれ変わった池上駅の供用を開始し、木を基調とした温かい雰囲気のホームには、池上駅で長く愛されていた木造ベンチが再現された。

また、駅舎の橋上化により改札口を2階に配置し、以前は北側に1カ所のみだった出入口を南側にも新設し、構内踏切を廃止した。

改札を出ると、740年以上の歴史をもつ池上本門寺の参道に繋がるようなイメージでデザインされた自由通路「池上仲見世」、池上本門寺の伝統行事「お会式(おえしき)」の練り歩きに使用される灯明「万燈(まんどう)」・桜をモチーフとした柱が並び、門前町の「和」の雰囲気を感じられる駅となっている。

2019年度の1日あたりの乗降客数は3万6564人だった。

「エトモ池上」は、池上線の中心地である池上駅に商業・サービス機能を充実させ、より便利で過ごしやすい場所にし、「池上に住みたい・住み続けたい」と思ってもらえるような、池上エリアの新しいシンボルとなることを目指す。

デザインコンセプトを「まちの居間~歴史・人・まちを繋ぐ場所~」とした。

<2階自由通路「池上仲見世」>
池上仲見世

2階「池上仲見世」では左右の店舗区画から通路に向けて庇を設置するなど、館内には木の温かみと池上らしい「和」を感じさせるモチーフを随所に散りばめ、門前町の雰囲気の中で豊かな時間を過ごすことのできる、居心地の良い空間を提供する。

エトモ池上の所在する大田区は、2019年度対前年で約70%待機児童数を減少させるなど、子育て支援に積極的に取り組んでいる。

今回「エトモ池上」でも、認可保育園「グローバルキッズ池上園」、学童保育施設「キッズベースキャンプα池上」が出店、共用部には授乳室を設置するなど、駅直上立地の利点を生かし、子育て世代を支える役割を担う。

また、大田区立池上図書館の移転も予定しており、予約本自動受取機の設置、開館時間の延長など、地域住民が気軽に利用できる開放的な空間を作る。

そのほか、飲食・食物販やサービス関連店舗などが15店出店予定で、全テナントの発表は2020年中の予定だ。

「エトモ」ブランド13店目の出店となる。

■エトモ池上
開業予定:2021年春
店舗面積:4976m2
店 舗 数:15店舗(予定)

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