ゼンショー/財務体質強化と資本効率の維持・向上で200億円調達
2024年06月21日 16:24 / 経営
ゼンショーホールディングスは6月28日、劣後特約付ローンで200億円を資金調達する。
2021年6月に実行した劣後特約付ローン200億円について、2024年6月28日をもって全額を期限前弁済するとともに、新規劣後特約付ローンによる資金調達200億円を実行する。
今後、さらなる持続的な成長を可能とする事業戦略の遂行、財務体質の強化と資本効率の維持・向上を図るための施策。借入先は、日本政策投資銀行、みずほ銀行、三井住友銀行。
劣後ローンは、資本と負債の中間的な性質を持ち、負債でありながら、利息の任意繰延、超長期の返済期限、倒産手続き等における劣後性など、資本に類似した性質および特長を有している。
そのため、契約締結日の6月25日以降、日本格付研究所から資金調達額に対して50%の資本性の認定を受ける見込みであり、株式の希薄化なしに実質的な財務体質の強化に寄与する。
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