三越銀座店は5月18日から、9階テラスルームで「銀座ゆかたガーデン2016」を開催する。
今年のゆかたの目標売上高は前年比50%増の1億円。
開催初日は、開店前にオープニングセレモニーを実施し、ゆかたのファッションショーを開催した。
浅賀誠店長は「昨年のリモデルにより、銀座店は最旬グローバル百貨店となった。訪日外国人、日本人ともに、日本の文化を伝えていきたい。インバウンド需要では、時計・宝飾がダウントレンドだが、一方で、日本文化へ興味は移っている。もっと日本の本物に触れたい人が増えている中で、日本の文化を紹介していく」とあいさつした。
訪日外国人のゆかた販売のシェアは10%で、その場で着て帰るお客やホテルでの部屋着、ワンマイルウェアとして利用するお客が多いという。
マジックテープや上下に分けたゆかたなど、簡単に着て、簡単に手入れができる商品を投入している。
ゆかたガーデンでは、常時、ゆかたの着付けサービスを提供し、ゆかたを気軽に着れる環境を整える。
今年のゆかたのテーマは「ゆかたクラシコ」で、自分らしさのあるファッションを求める人に昭和の時代に栄えた自由な着物の着こなしを、花火大会以外で着るシーンを具体的に想定し、提案する。
お茶会、ジャズ演奏を聴きに行く、銀ぶらといったシーンを想定し、男性では、下駄ではなく、スニーカーやサンダルをゆかたに合わせる提案などを行った。
今年は、ゲームやアニメとコラボレーションしたゆかたも投入し、約400枚を展開する。6月15日~7月25日には7階催事場に展開場所を移設し、500~600枚のゆかたを提案する。
隣接する松屋銀座とは、合同で着物パーティーを開催したこともあり、ゆかたでも銀座地区のイベント「ゆかたで銀ぶら」などの企画で、合同イベントを開催したいという。
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