幸楽苑HD/2026年3月期売上高1000億円の中期経営計画
2019年05月24日 15:50 / 経営
幸楽苑ホールディングスは5月24日、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。
最終年度の2026年3月期の売上高1000億円、経常利益100億円、経常利益率10.0%を目標とした。
2020年3月期は売上高420億円、経常利益20億円、経常利益率4.8%、2024年3月期は売上高650億円、経常利益50億円、経常利益率7.7%を計画する。
中期経営計画をより推進させるために組織体制の強化を図る。外部専門家のPwCビジネスアシュアランス合同会社との更なる関係強化を図り、継続的な支援を得て、ガバナンス機能の強化と業務効率化を推進する。
社内の実行部隊をけん引する管理職を積極的にヘッドハンティングするとともに、取締役・監査役の役員体制を刷新し、新たなチャレンジへの加速を図る。
既存事業の利益改善と新幸楽苑モデルの開発を実施するため、価格改定や新メニュー導入による客単価の改善や工場の作業改善による原価率の改善を図る。
券売機・帳票電子化・マニュアル動画化などIT化の推進、店舗従業員の標準化・最適化による人件費の低減、新研修センターの建設と徹底した社員教育を実施する。
省人化モデル、新レイアウトなどの開発やセルフ式業態、駅前業態、プレミアム業態などの開発も行う。
新幸楽苑の海外展開と新業態のグループ化を目指し、アジアを中心とした新幸楽苑モデルの積極的な海外展開をする。M&Aを中心とした新たな飲食チェーンのグループ化も行う。
新工場の建設による生産効率・生産キャパシティの増大を受け、製造の優位性を活かし他飲食チェーン向けOEM展開を行い、外販事業を拡大する。
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