三井不動産ファシリティーズ/シフト管理サービス「勤務シフト作成お助けマン」導入
2024年12月03日 16:00 / IT・システム
オフィスビルや商業施設などの統括管理・設備管理・清掃業務を行う三井不動産ファシリティーズ(MFFC)はこのほど、シフト表の自動作成を実現する「勤務シフト作成お助けマン」を導入した。
「勤務シフト作成お助けマン」は、鉄道情報システム(JRシステム)が開発したシフト表の自動作成・管理ができるクラウドサービス。
最適化AIによりスタッフの希望や勤務条件を反映したシフト表を自動で作成でき、法令遵守や働きやすさを考慮したシフト表を、誰でも簡単に作成できる。
オフィスビルや商業施設等の様々な施設の統括管理・設備管理・清掃業務を手掛けているMFFCは、これまでシフト表を手作業で作成していた。そのため、シフトの作成時において検討に多くの時間を要し、再調整などの問題が発生していた。
また、スタッフの休み希望を考慮することや、1日の必要人員確保、法定休日日数の確保を考慮する必要があったため、各施設毎に毎月数日間かけて作成していた。作成が難しく、シフト作成作業は担当者が固定される傾向があるため、担当者が異動する際などに特有のルールなどを共有するなど課題があった。
シフト作成作業に課題がある中で、MFFCは、インターネット検索によって「お助けマン」を見つけた。MFFCの業務内容と「お助けマン」で作成できるシフト表がマッチしそうだったため、無料トライアルを実施。無料トライアルにおいてお助けマンの各種機能を体験し、シフト作成時間の短縮や再調整の削減、いわゆる「属人化」の解消を評価しシステムを採用した。
お助けマンの導入後は、前と比べて「シフトのベースを瞬時に作成することができ、残りは微調整などで済むため各施設での毎月のシフト作成時間削減が期待できる」「最適化AIによるシフト自動作成のため、シフトの偏りが少なくなることで公平なシフト作成が期待できる」「作業の属人化解消が期待できる」といった効果があったという。
■勤務シフト作成お助けマン
https://www.otasukeman.jp
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