ショッピングセンター/12月の売上高1.6%増、冬物衣料が堅調
2018年01月24日 09:01 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が発表した12月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SC売上高の前年同月比は1.6%増となった。
12月度の既存SCの売上高は、1.6%増となり前月に引続き2か月連続で前年を上回った。
昨年の暖冬から一転して全国的に気温が低かったこともあり、冬物衣料が堅調に推移したテナント1.8増となった。食品(生鮮・加工)が堅調だったキーテナントは1.0%増となり両者ともに前年比プラスとなった。
立地別・構成別の総合では、中心地域が2.0%増、周辺地域が1.4%増となった。百貨店の売上が伸び悩んだ中都市中心地域のキーテナント以外は全て前年を上回った。
ビル形態別では地下街や駅ビルの駅周辺のSCが好調であった。
業種毎の販売動向をみると、テナントでは雑貨・飲食・サービスが好調、婦人衣料は好調と回答したSCが前月より多くみられた。
一方で、依然として不振と回答したSCも多くみられ、施設間での差がみられる傾向が続いている。キーテナントでは食品(生鮮・加工)が好調との回答がみられた。
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