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三陽商会/EC向けブランド「S.ESSENTIALS」刷新、日本橋高島屋S.C.に旗艦店

2018年05月30日 16:30 / 店舗

三陽商会は9月25日、「SANYO ESSENTIALS(サンヨー・エッセンシャルズ)」からリニューアルする、「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」初となるショップを「日本橋高島屋S.C.」の新館3階にオープンする。

<「S.ESSENTIALS」刷新>
「S.ESSENTIALS」刷新

Eコマース販路を主体としたブランドとして2015年春より販売を開始し、匠の技術による品格あるベーシックを提案する「SANYO ESSENTIALS(サンヨー・エッセンシャルズ)」は、洋品を中心とするラインアップから雑貨を含めたトータル展開を本格スタート。

2018年秋冬よりブランド名をリニューアルした。

「S.ESSENTIALS」の「S」は、同社の75年間の歴史の中で培ってきた、素材、デザイン、パターン、縫製における経験や哲学を内包する三陽商会の「SPECIALITY」を意味する。

ターゲットは、年齢にこだわらず、幅広い層に向け、服の本質をみつめ、時代を生きる人に寄り添い、個性を輝かせるブランドを目指す。

今後の商業施設への出店を見据え、ウエアだけでなく買い付けアイテムを含めた雑貨の展開を拡充する。

<ウエアだけでなく雑貨も展開>
ウエアだけでなく雑貨も展開

また、「サンヨーコート」も一部展開。「世代を超えて永く愛される」ことをテーマにした「100年コート」をはじめ、日本製にこだわり、「TIMELESS WORK.」を体現したコートを揃える。

日本橋という土地柄、上質なものがに受け入れられると予想し、新規顧客を呼び込み、客単価は、現状の約1.5倍を目指す。

新店舗は、LINE-INC. 勝田隆夫氏監修のもと、上質で洗練されたくつろぎの空間を演出。

什器やラックには、more trees(モア・トゥリーズ)との協業による無垢材のぬくもりを感じる間伐材を使用した。

ゆったりとくつろぐスペースには、FREDERICIA(フレデリシア)のTHE SPANISH CHAIR、EXIT METAL WORK SUPPLY(エグジットメタルワークサプライ)のDEF BENCH SOFAを使っている。

照明はピーターアイビーのハンドメイドガラス照明や飛松陶器のペンダント磁器シェードを取り入れ、日常の工芸ともいえる照明器具が照らす広がりのある落ち着いた空間となっている。

三陽商会は、2017年2月に発表した中期経営計画の成長戦略施策のひとつとしてコーポレートブランド事業の強化を掲げている。

同ブランドを含むコーポレートブランドでは、事業の強化に向けた施策のひとつとして新規チャネル開拓を推進。

コーポレートブランドの3事業(「サンヨーコート」「エス エッセンシャルズ」「三陽山長」)で、2019年に25億円の売上を計画している。

■主なアイテムの価格帯
アウター:税別5万9000~9万9000円
ジャケット:3万5000~5万5000円
ニット・カットソー:6900~3万9000円
ブラウス:1万3000~2万6000円
ワンピース: 1万9000~3万円
パンツ:1万5000~2万3000円
スカート:1万5000~2万7000円
雑貨(革小物・バッグ・ストールなど):2700~5万5000円

■S.ESSENTIALS 日本橋高島屋店S.C.
所在地:東京都中央区日本橋2-5-1 新館3階
営業時間:10時30分~20時

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