JR東日本/品川新駅開業で周辺エリア7万2000m2を再開発
2018年09月27日 17:00 / 店舗
JR東日本は9月25日、品川開発プロジェクト(第1期)に係る都市計画を発表した。
2020年に田町~品川駅間に新駅の暫定開業を目指すとともに、「グローバル ゲートウェイ 品川」として、周辺地域と連携した国際的に魅力のある、まちづくりを目指すもの。
東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目、三田三丁目の各地を一体開発する。全体の敷地面積は約7万2000m2で、4つの街区で構成する。4つの街区の全体の延床面積は約85万1000m2となる計画だ。
1街区は、敷地面積約1万2700m2、延床面積約14万9000m2、地上45階、地下3階、高さ約173mの施設に、住宅、教育施設、駐車場などを設ける。
2街区は、敷地面積約8000m2、延床面積約3万1000m2、地上6階、地下4階、高さ約45mの施設に、文化創造施設、駐車場などを設ける。
3街区は、敷地面積約1万3000m2、延床面積約21万1000m2、地上31階、地下5階、高さ約167mの施設に、業務、商業、生活支援施設、熱源機械室、駐車場などを設ける。
4街区は、敷地面積約3万8300m2、延床面積約46万m2、地上30階、地下3階、高さ約164mの施設に、業務、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設、駐車場などを設ける。
全体で、自動車約3030台、自転車約115台の駐車場を設ける予定だ。
予定工期は、2019年度から2024年度を計画している。
将来的には、品川駅・新駅・泉岳寺駅間をつなぐとともに、国道15号線沿道の歩行者空間やオープンスペースの不足を補う、デッキレベルを中心とした広場・歩行者ネットワークを整備する予定だ。
1街区には、国産水準の居住施設を約860戸整備する予定で、外国人ビジネスワーカーとその家族や地域住民の生活環境の充実を図るため、外国人の利用にも対応したスーパーマーケットを整備する方針だ。
4街区には、国際水準の約200室の宿泊施設を整備する計画だ。
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