小田急/下北沢駅南西口にライフスタイル提案型商業施設を11月開業
2021年04月28日 16:40 / 店舗
小田急電鉄が開発を推進する「下北線路街」は4月27日、下北沢駅南西口すぐの開発エリア08「コミュニティをつくるライフスタイル提案型施設(商業)」における核となるA棟の施設名を「(tefu)lounge」(テフ ラウンジ)に決定した。
小田急電鉄は、小田急小田原線の代々木上原駅から梅ヶ丘駅間の鉄道地下形式による連続立体交差事業(事業者:東京都)、複々線化事業により新たに創出された鉄道跡地約1.7kmにわたる開発エリアの名称を「下北線路街」(敷地面積約2万7500m2)とし、2021年中に13の施設を整備する予定だ。
開発エリア08「コミュニティをつくるライフスタイル提案型施設(商業)」は、下北沢駅南西口すぐ、「下北線路街」のおよそ中心に位置している。ここへ5階建ての建物A棟、一部2階建ての建物B棟を計画し、2021年11月の開業に向け準備を進めている。
「(tefu)lounge」(テフ ラウンジ、A棟)のテーマは「まちのラウンジ」。仕事、勉強、読書、お茶、語らいなど、個人が思い思いの形で使えるラウンジスペースを中心にした複合施設であり、グローサリーショップ、ロースタリー、イベントスペース、ミニシアターなどで構成する。
「tefu」の名前は蝶の旧かなづかい「てふ」からきている。「蝶が羽ばたけば、はるか彼方で大きな風がふく」と言われるように、一人ひとりの小さな選択や行動(羽ばたき)は確実にまちに、そして社会に繋がり影響を与えていく。「(tefu) lounge」は、カフェでもコワーキングスペースでもない新たな居場所として、より豊かな時間が生まれ繋がっていく場所にしたいという意味を込めているという。
また、B棟については、3軒の建物が連携し、「地域の暮らしを豊かにする食」をテーマに、公募による事業者、地域にゆかりのある事業者を迎え、カフェや食物販の出店を予定している。
A棟とB棟は一体的な建物デザインや地上レベルでの回遊に加えて、A棟と開発エリア09「シモキタエキウエ」をデッキで接続し、A棟とB棟を2階レベルでつなげる計画だ。
また、開発エリア04に、4月22日下北沢の蕎麦の名店「打心蕎庵」の姉妹店、「合心酉庵(がっしんゆあん)」がオープン。鶏や鴨を中心としたメニューを展開する鶏料理の専門店。木に囲まれたナチュラルな雰囲気のもとお一人さまから家族までさまざまなシーンに対応し、地域に根付く店を目指す。
緑豊かで落ち着きのある世田谷エリアに馴染む店となるよう平屋の木造で建築し、2020年9月にオープンした温泉旅館「由縁別邸 代田」と一体的に計画を進めてきた店舗となっている。
■「(tefu)lounge」概要
所在地:東京都世田谷区北沢2-1085-2(シモキタエキウエ直結)
規模・構造:鉄骨造5階建
延床面積:約1620m2※専有面積約1250m2
施設1階:グローサリーショップ、ロースタリー(予定)
2階:イベントスペース、ミニシアター(1スクリーン・70席予定)
時間貸ラウンジ
3階:時間貸ラウンジ、シェアオフィス
4階・5階:シェアオフィス、レンタルスペース
建築主:小田急電鉄
企画:UDS
基本設計・デザイン監修:UDS
実施設計・施工:フジタ
運営:UDS
■「下北線路街」公式サイト
https://senrogai.com/
<下北線路街の主な施設>
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