いなげや／本杉社長「物流2024年問題はあらゆる産業で課題」
2022年11月09日 11:20 ／ 経営
いなげやの本杉吉員社長は11月9日行われた決算説明会で「物流の2024年問題、ドライバー不足はわれわれ小売りだけでなく、あらゆる産業の課題だ」と述べた。
＜物流2024年問題は課題と本杉社長＞
2024年問題に対し、同社は、店舗配送の見直しを行っている。納品時間を店舗都合だけでなく、車両の稼働率向上も重視したり、メーカー直納の商品をいなげやの物流センターに集積し、センターからの一括配送に切り替えたりしている。
本杉社長は、「特に遠隔地ではドライバー一人当たりの労働時間が11時間となるようなコースもある。一人当たり7～9時間の適正な労働時間で配送できるよう、当社だけでなく、帳合い先、メーカー、物流事業者とより対策を強化していく」と説明している。
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