ニトリホールディングスと東武百貨店は9月20日、2017年春に東武百貨店池袋本店6階に「ニトリ池袋東武店(仮称)」を出店すると発表した。
池袋駅は、東武鉄道のほか、JR東日本、西武鉄道、東京メトロなどの鉄道路線が乗り入れる全国有数の利用者数を誇る巨大ターミナル駅で、今後は池袋西口再開発も予定されるなど新たな街づくりが期待されるエリアとなっている。
東武百貨店は、鉄道系の百貨店として沿線価値を向上するとともに、より多くのお客が来店することを目標に、「テナントミックス型新ターミナル百貨店」を目指している。
今回、ニトリHDが東武百貨店に都市型店舗を出店することで、沿線住民や駅利用者の利便性が高まると同時に、既存の東武百貨店のお客にとって品そろえの幅が拡がり、より満足してもらえると期待しているという。
ニトリHDは、「住まいの豊かさを提供する」ことを目指し、これまで郊外のロードサイド大型店を中心に出店をしてきたが、より多くのお客に対する利便性向上のため、近年は都市部への出店を積極的に進めている。
東京を代表するターミナル百貨店である東武百貨店池袋本店に出店することで、さらなる顧客層の拡大を目指し、ニトリならではのホームコーディネートを提案する。
池袋が全国有数の規模を誇るターミナル駅でありながら職住近接を実現しているという特性を踏まえ、駅や百貨店のすべての利用者に対し、日常の暮らしに豊かさと便利さを提供できる店舗を目指す。
■店舗概要
出店場所:東武百貨店池袋本店6階
売場面積:約3700m2
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