村上源一商店/食品卸売、破産で負債1億6700万円
2018年02月27日 08:50 / トピックス
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帝国データバンクによると、村上源一商店(広島県尾道市)は2月14日、広島地裁尾道支部の破産手続き開始決定を受けた。負債は約1億6700万円。
1927年9月に創業、1952年5月に法人改組された総合食品卸売業者。乾麺、海産物、缶詰、飲料などを幅広く取り扱い、瀬戸内の島しょ部の食品小売店、農協などへ販路を有していた。
90年以上の事業歴があり、相応の営業地盤を構築していたが、その営業エリアは人口減少が進む島しょ部であったことから業績は長期に亘り低迷し、2016年4月期は、年売上高約4億4000万円にまで落ち込んでいた。
さらに、島しょ部への配送による営業経費負担などから低収益体質に陥り、資金繰りは多忙な状態が続いていた。
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