イオンモール/AI検温ソリューション「センス・サンダー」導入
2020年05月28日 13:45 / IT・システム
イオンモールはこのほど、緊急事態宣言の終了を受けて順次、営業を再開している全国のモールで、AI検温ソリューション「Sense Thunder(センス・サンダー)」を導入した。
<センス・サンダーの使用例>
※写真は幕張新都心店の活用例(以下同じ)
センス・サンダーは、AI顔認識技術と赤外線カメラにより、従業員や来店者の体温を0.5秒でスピーディーに測定するソリューション。マスクやメガネをしていても測定が可能となっている。
大型商業施設が、センス・サンダーを導入するのは初めてで、高熱がある来館者数を把握することで、感染症の拡大を防ぐ。
ソフトバンクの100%子会社日本コンピュータービジョンがシステムを開発。ソフトバンクが販売・導入支援を行っている。
導入にあたって、既存モデルのセンス・サンダーをコンパクトサイズの5.5インチにした「センス・サンダー・ミニ」を採用した。
「対象者と1.2メートル離れた距離でも、所要時間0.5秒で検温し、体温を誤差0.4度で測定できる。マスクをしていない来場者や高熱がある来場者を検知し、通知することもできる」(同社)。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、総務省、文部科学省や企業、医療機関などで導入が進んでいるという。
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