ショッピングセンター/1月既存店売上4.9%増、冬物商材の稼働とインバウンド増で
2025年02月25日 16:32 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が2月25日に発表した1月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比4.9%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
気温低下による冬物商材の稼働、インバウンド客による売上増、曜日まわりに恵まれたことなどで前年を上回っている。
立地別にみると、中心地域は総合で7.6%増、周辺地域は3.7%増となった。中心地域は大都市を中心にインバウンド客の来館が売上を押し上げている。周辺地域はインバウンド客の来館があったSCのほか、レジャー需要にも対応する広域商圏型SCが好調だった。
業種別にみると、「ファッション」は気温低下やセールによる冬物衣料のほか、オケージョン需要に対応した商品も稼働した。「雑貨」はキャラクター雑貨のほか、防寒アイテムが好調。「食料品」は初売りでの食物販福袋のほか、土産品が良く売れた。「飲食」は国内外旅行客や帰省客、家族連れなどの来館があったSCで伸長している。
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