セブン&アイ/イトーヨーカドーなどSST事業をベインキャピタルに8147億円で譲渡

2025年03月06日 16:50 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは3月6日、イトーヨーカ堂などスーパーストア事業(以下:SST事業)担うヨーク・ホールディングスをベインキャピタルが設立する買収目的会社(以下:SPC)に、8147億円(53.7億ドル)で譲渡すると発表した。

セブン&アイ・ホールディングス

ヨークHDを吸収分割会社とし、SPCを吸収分割承継会社とする吸収分割方式で、譲渡する。

また、SPCは「ヨーク・ホールディングス」に商号変更。セブン&アイが35.07%、伊藤裕久氏、伊藤順朗氏、大高耕一路氏(以下:創業家)が4.93%再出資する。2025年度内に、SST事業グループの非連結化を完了する予定だ。

セブン&アイは2024年10月、同社の完全子会社として、SST事業を統括する中間持ち株会社ヨーク・ホールディングスを設立。企業価値・株主価値の最大化に向け、IPOについて検討していた。

ヨーク・ホールディングスの範囲は、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ロフト、赤ちゃん本舗、セブン&アイ・フードシステムズ、セブン&アイ・クリエイトリンク、シェルガーデンなど29社。

さらに、セブン銀行株の保有比率を40%未満に引き下げ、連結範囲から除外する計画も進めている。

セブン&アイ/「セブンイレブン・コーポレーション」に社名変更、商品開発はグループで継続

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