スターバックス/「リワード」会員330万人キャッシュレス比率1/3超に
2019年04月08日 16:20 / IT・システム
スターバックス コーヒー ジャパンは4月8日、ロイヤルティ プログラム「スターバックス リワード」会員が2019年3月で330万人を突破したと発表した。
<「リワード」会員330万人突破>
*4月8日戦略発表記者会見資料
同日行われたLINEとの戦略発表記者会見で、水口貴文CEOが発表したもの。
スターバックスの日本での店舗は2018年12月末で1415店、1週間約500万人が訪れている。
最高のスターバックス体験の提供を目指し、商品、パートナー、店舗を強化してきたが、2002年のスターバックスカードの導入を皮切りに、デジタル施策を拡充。
2014年にモバイルスターバックスカードを導入、2016年には公式モバイルアプリのダウンロード数は400万を超えた。
2017年9月から、ロイヤルティ プログラム「スターバックス リワード」を開始した。
同制度は、WEB登録済のスターバックスカードで商品を購入することで、50円(税抜)ごとに「1Star」(1ポイント)が付き、一定数の「Star」をためるとドリンク、フード、コーヒー豆などと交換できる。現在まで、コスタリカのコーヒー農園へのツアー、中目黒のスターバックスロースタリーへの優先入場などのサービスも実施している。
「スターバックス リワード」を次のステージに成長させるためにも、8日からLINE上からスターバックスカードを登録できる「LINE スターバックス カード」を開始した。
「LINE スターバックス カード」は、カードを発行するだけで、「スターバックス リワード」にも参加でき、Star(スター)が集められる。「スターバックス リワード」のチケット発行には、改めてリワードシステムへの登録が必要な準会員扱いとなる。
さらに、現在10店舗で実施されている「LINE Pay」決済も、2020年夏までに全店導入を目指す。
会見で水口CEOは、「LINEと提携により、従来のヘビーユーザー以外のライトユーザーにアクセスし、新規顧客獲得につなげたい」。
また、「アメリカの調査会社によると、アップルペイを抜いて、アメリカで一番利用されているキャッシュレス決済はスターバックスカード。日本の店舗でも、1/3以上がキャッシュレス決済となっている。新カードと「LINE Pay」決済導入で、さらなるキャッシュレス化を加速する」と述べた。
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