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コンビニ/台風19号でセブン、ファミマ、ローソンとも配送体制変更

2019年10月11日 17:40 / 店舗

流通ニュースは10月11日、明日深夜から13日未明にかけて、関東地方を中心に大型の台風19号が上陸することを受け、コンビニ各社の対応状況をまとめた。各社とも従業員の安全を最優先で営業の可否を判断し、配送体制の見直しを行っている。

<台風15号で被災した建物>
台風15号で被災した建物

セブン-イレブンは、台風上陸に際して、従業員の安全を最優先に営業可否について、早めに判断するように加盟店オーナーに呼び掛けをした。

11日夜の集計では、首都圏や東海地方の店舗で約1000店が計画休業する。

配送体制では、12日の日中に配送するセンター便を前倒しすることを決定している。12日深夜から13日早朝の配送体制については、現在、協議中となっている。

ファミリーマートは、10月9日の夕方に全国の店舗、現場社員に向けて台風に備えた準備などの情報を発信した。「災害マニュアル」をもとに人命優先の行動を心掛けることやスタンド看板や空バットなどを店内に収納することなどを周知徹底した。

物流面では、11日の夜から12日納品分(センター1、2、3便)の早着対応を実施。12日の夜から13日の未明、台風の上陸が予想される関東地方を中心に約6200店舗で納品する配送便(センター1便)の運休を決定した。

運休の影響を受ける商品は、おにぎり、弁当やパスタ、サンドイッチなどの中食商品。対象商品は次便(センター2便)で、合わせて配送する予定だ。

ファミリーマートでは、センター1便は深夜から早朝にかけて納品、センター2便は朝から昼前にかけて納品、センター3便は昼過ぎから夕方にかけて納品する体制となっているという。12日10時時点で、約660店が臨時休業している。

ローソンは、12日の営業可否については、個店ごとの判断で実施する。これまでの台風上陸と同様に、店頭の看板、のぼり、ゴミ箱などを撤去し、2次被害を防ぐことや、通勤上の安全確保などを加盟店に呼び掛けている。従業員の安全確保を優先して営業可否を判断するという。

関東地区を中止に435店の休業を予定し、台風接近に伴い、今後も休業店舗が増える見込みだ。

関東一都六県の約4400店で、土曜夜から日曜早朝にかけて配送する弁当やおにぎりの納品を一部中止する。

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