ローソン/中華まん什器活用、暖かい「カレー」「豚汁」を発売
2018年08月22日 16:15 / 商品
ローソンは9月11日、中華まん什器を活用した新しいメニューとして「カツカレー」(税込598円)を発売する。
中華まんの時間帯別の売上構成比は、朝・昼で70%を占め、16時以降の夕夜間帯になると中華まん什器の商品が薄くなり、什器が有効活用できていないことに着目した。
中華まん什器は70度の温度設定でスチーム環境となっており、この保温環境を生かした新メニューを開発した。
昨年、店内にお弁当や惣菜の調理設備を持つ「まちかど厨房」を導入した一部の店舗で、「豚汁」を実験販売した。
7月31日からは、「まちかど厨房」導入店約4500店のうち、約1000店で「豚汁」(130円)の販売を開始した。
「カツカレー」「豚汁」は9月11日から順次、「まちかど厨房」導入店舗に拡大する予定だ。
「まちかど厨房」は2019年度には約6000店に拡大する計画で、中華まん什器を活用したメニューを全厨房導入店に拡大することを目指す。
中華まん什器を活用することで、レンジで過熱することなく温かい商品を提供でき、均一に加温することで風味や食感が向上する利点がある。
店舗では、盛りつけて加温するのみの簡単なオペレーションで新メニューを提供できる。
豚汁は、日高昆布と干し椎茸からとった一番だしと、魚粉を使用することで出し汁感を演出した。
カツカレーは、カレー粉のほか、クミンやブラックペッパー、赤唐辛子を加えたスパイシーな辛口カレーに仕上げた。
今後も、中華まん什器を活用した新メニューの開発を進めていくという。
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