ローソン/3~8月は売上高5.8%増、営業利益5.0%減
2016年10月12日 17:00 / 決算
ローソンが10月12日に発表した2017年2月期第2四半期決算は、売上高3062億3100万円(前年同期比5.8%増)、営業利益399億2500万円(5.0%減)、経常利益383億8400万円(5.9%減)、当期利益226億800万円(14.1%増)となった。
国内コンビニエンスストア事業は、日常づかいのお店として来店できるように、プライベートブランド「ローソンセレクト」商品の拡充や、既存店舗の改装、広告販促費の積極投入などを進め、品そろえ強化に取り組んだ。
4月からは、セーブオンと契約したメガフランチャイズ契約に基づき、山形・福島・茨城で展開する「セーブオン」54店を、順次「ローソン」店舗に転換した。
スリーエフとの間では、4月から5月にかけて資本業務提携契約や吸収分割契約などを締結し、8月末までに、8店の「スリーエフ」を「ローソン」店舗に転換した。今後は、同社との間で、「スリーエフ」から「ローソン・スリーエフ」へ約90店を転換する予定だ。
8月にはポプラと山陰地区におけるローソンチェーンのコンビニエンスストア事業を共同して運営すること等に関する山陰地区事業に係る共同運営契約を締結することを決定した。
今後、同社が展開するコンビニエンスストアのうち「ローソン・ポプラ」へのブランド移行を希望する店舗とローソン鳥取支店・島根支店のローソン店舗を合わせて、同社との合弁会社となるローソン山陰によるエリアフランチャイズ事業として、運営を開始する予定だ。
「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数合計は427店、閉店数は224店となり、8月末日現在の国内総店舗数は1万2083店となった。
通期は、売上高6420億円、営業利益760億円、経常利益730億円、当期利益355億円の見通し。
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