ローソン/24時間営業、顧客のニーズがなければ止めても良い
2019年04月04日 16:00 / 経営
ローソンは4月3日、那覇市でオーナー代表者との意見交換会である「オーナー福祉会 理事会」を開催した。
広報部によると、会合で竹増貞信社長は、「将来、顧客が24時間でなくてもいいとなれば、24時間を見直す覚悟も持っている」と述べたという。
コンビニエンスストアは開始当初は24時間営業ではなく、変化対応業として社会のニーズに合わせて24時間営業を開始した経緯がある。
社会のニーズが変化し、24時間営業のニーズがなければ、店舗ごとに24時間営業を止めても良い考えだという。
現時点でも、オーナーとの話し合いで40店が24時間営業を止めているほか、ビルインタイプや駅ナカなど約500店が24時間営業を行っていない。店舗の商圏に合わせた運用は、一部で進んでいる。
オーナー福祉会には、竹増社長のほか本部役員10人が出席し、全国から集まった24人の理事が出席した。
元々は1987年に、オーナー同士の助け合いを目的に発足した組織で、オーナーが働きやすい環境を作る取り組みとしてスタートした。
当初は担当役員のみが理事会に出席していたが、2002年からは社長が出席している。
年2回の開催で、今回は2019年度の第1回目、2020年2月までに第2回の理事会を開催する予定だ。
ローソンでは1993年から、加盟店オーナー、店長、クルーが社長に直接、提案や悩み事などを伝える仕組みとして「社長直行便」を運用している。
年2回の理事会のほか、社長直行便などを通じて普段からオーナーと経営者がコミュニケーションをとる体制を整えてきたという。
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日