総合スーパー/4月はイオン0.8%増、PPIH5.0%増、ヨーカドー5.1%減

2024年05月31日 17:51 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、4月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール0.8%増、PPIH(国内リテール主要4社)5.0%増、イトーヨーカドー5.1%減となった。

<4月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 0.8%増 0.6%増
PPIH 5.0%増 6.9%増
イトーヨーカ堂 5.1%減 5.4%減

イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店0.8%増、全店0.6%増

総合小売事業のイオンリテールは、既存店売上高が22カ月連続で前年を上回った。大型連休に合わせて家族で気軽に異国気分を味わえる「アジアングルメフェア」を開催するなど、帰省や旅行のほか、近場へのお出かけ需要の取り込みを強化した。部門別では、水産、農産、グロサリー、デリカが好調に推移し、食品売上高が既存店前年実績を20カ月連続で上回った。外出需要やインバウンド需要に対応した化粧品や調剤などが引き続き好調なヘルス&ビューティケアも、26カ月連続で前年の既存店売上高を超えた。

PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上5.0%増、客数0.1%減、客単価5.1%増、対象店舗数593店
全店売上高6.9%増、対象店舗623店

・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高6.5%増、客数0.1%減、客単価6.6%増。家電製品6.0%増、日用雑貨品11.2%増、食品1.7%増、時計・ファッション用品11.7%増、スポーツ・レジャー用品11.8%増、対象店舗462店。全店売上高9.2%増、店舗数492店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高0.9%増、客数0.0%、客単価0.9%増
衣料品0.1%増、住居関連品4.1%増、食品0.5%増
対象店舗数131店。全店売上高0.5%増、店舗数131店

イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)5.1%減、商品売上7.8%減、客数5.4%減、客単価2.5%減、テナント0.1%増
全店総売上計5.4%減、うち商品売上8.8%減、テナント他1.4%増

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