イオンモールは4月11日、2024年2月期は4物件の新規オープンを予定していると発表した。
<イオンモールブランドの開発以外も取り組むと岩村社長>

4月4日の「イオンモール豊川」(愛知県豊川市、専門店数190、総賃貸面積6万3000m2)を皮切りに、4月28日「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」(神奈川県平塚市、専門店数150、総賃貸面積3万3000m2)、今秋「(仮称)イオンモール横浜西口」(神奈川県、総賃貸面積2万m2)、「(仮称)自由が丘二丁目計画」(東京都、総賃貸面積5000m2)を出店する。
国内では2023年3月13日以降マスク着用が個人の判断となるなど、ウィズコロナへの移行に伴い消費行動は活発化してきている。2024年2月期(2023年度)における同社モールの売上は前期比10%増の伸長を見込んでいるという。
同日行われた記者会見で、岩村康次社長は「当社が開発するのはイオンモールブランドに止まらない。地域の需要を見て、デベロッパーとして最適な施設を開発していく。自由が丘ではブランド名(イオンモール)も消し、街にとけ込む施設を目指している。今後、施設全体でなく、1フロアのみを取り扱ったり、再開発のハブになるなど、不動産をどう活用し、サービス提供していくか。これまで培ったノウハウを生かしていきたい」と意気込みを語った。
なお、同社は同日付で2023~2025年度の中期経営計画を発表しており、2024年度は須坂(仮)と他1件、2025年度八王子IC北と他2件の開発を計画しており、2025年度は日本国内で累計103施設となる予定だ(2022年度末国内94施設)。
<オープン予定物件>
名称 |
所在地 |
オープン予定日 |
専門店数 |
総賃貸面積(m2) |
イオンモール豊川 |
愛知県 |
2023年4月4日 |
190 |
63000 |
THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA |
神奈川県 |
2023年4月28日 |
150 |
33000 |
(仮称)イオンモール横浜西口 |
神奈川県 |
2023年秋 |
未公表 |
20000 |
(仮称)自由が丘二丁目計画 |
東京都 |
2023年秋 |
未公表 |
5000 |
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