- 関連キーワード
- ショッピングセンター
- モール
- ららぽーと
- 三井不動産
三井不動産は10月6日、神奈川県平塚市にリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚」を開業する。4日、関係者向け内覧会を開催した。
敷地面積は約8万1300m2、延床面積は約16万6000m2、店舗面積は約6万m2。目標年商は、開業2~3年後のオープン景気終了後の定常年度で約300億円を計画する。
地元サッカーチームの「湘南ベルマーレ」や日産自動車とのコラボレーション店舗、地元の名店、高感度ファッション、話題の飲食店など、多彩なラインナップの247店を集積した。
日産車体湘南工場第1地区の跡地約18.2haを活用した大規模複合開発事業の核施設のひとつで、商業施設のららぽーとのほか、分譲マンション「パークホームズLaLa湘南平塚」、戸建住宅「ファインコートLaLa湘南平塚」、済生会平塚病院、日産車体湘南工場をあわせ「ららシティ湘南平塚」を形成する。
ららシティ湘南平塚の中央通りと敷地内の公園のネーミングライツを取得。ららぽーと湘南平塚通り、ららぽーとすこやか公園、ららぽーとあおぞら公園を設置し、街づくりを行う。
1次商圏は、車で20分程度の5km人口35万人、東は茅ヶ崎、西は大磯までを中心商圏とした。2次商圏は、車で30分程度の10km人口約85万人、東は藤沢、西は二宮までを設定商圏とした。
1次商圏で来場者全体の80%のシェアを想定する。戦略的な拡大商圏として、西の秦野、小田原方面からの集客も見込んでいる。
10km商圏の年代別構成比は、ターゲット層となる20~40代が全体の約41%を占める。平塚市が行った市民意向調査では、駅周辺で不足しているものとして、商業施設をあげる声が最も多かったという。
平塚市は「子育て世代に選ばれる街づくり」をテーマに掲げていることから、子育て世代のファミリー層を意識した施策を随所に取り入れた。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。